相撲と七夕
昨日は雨の七夕でしたね。トップ・ニュースはNHKの大相撲中継の中止決定。「品格」がどうのこうので朝青龍が問題視され、今度は賭博で大関や親方が処分とのことです。暴力団がらみではNHKも中継を断念せざるをえなかったんでしょうか。
ところで、古代の朝廷での儀式の代表的なものの一つに「相撲節(すまいのせち)」があったことはよく知られているところでしょうか。全国から集められた力自慢、今で言えば格闘家に技を競わせ、天皇や貴族たちがこれを鑑賞したのが始まりだとされています。『続日本紀』によれば、聖武天皇が諸国から「相撲人」を集め、宮中の庭でその技を競わせたとあるのです。そして、それは7月7日の七夕の日の「詩宴」の際に行なわれたものでした。要するに、相撲を観ながらの酒宴が催されたというわけです。その後、9世紀には式日は7月7日から16日へ、さらに25日、月末と変更され、場所も変わっていきますが、12世紀後半、1174年を最後に廃絶してしまったとされています。
それにしても、NHKも相撲中継の中止決定を、よりにもよって七夕の日、相撲節の式日の7月7日に発表するとは・・・。もちろん、そんなことは考えもしなかったんでしょうが。
ちなみに、教科書に出てくる相撲の話は改めて、次回ということにしておきます。受験生の人は、教科書に載っている「相撲」をチェックしておいてください。
